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僕は堀江貴文や厚切りジェイソンの主張が好きではない

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若い人に人気の堀江貴文や厚切りジェイソン。立ち読みで彼らの本を読んだことがある。堀江貴文や厚切りジェイソンは天才だと思う。

でも、僕は彼らの考えについていけない。理由は「実力主義の資本家視点」だから。

 

現に、堀江貴文や厚切りジェイソンは労働者ではなく「資本家」だ。つまり、労働者から搾取する側だ。彼らは能力ある人なら同じ民族ではなくてもいいという視点、資本家の利潤最大化で物事を考えている。

アベノミクスだって株主メインで、外国人株主が1番儲けた。

つまり、公平な競争を基にした弱肉強食の考えで、新自由主義に合った合理的な人だと思う。雇用の流動化を主張するが、能力持ちしか得しないと思う。

事実、アメリカの失業率の実態は18%〜21%、欧州は20%前後と日本と比べかなり高い。

若い人が彼らの考えをリスペクトしているけど、「能力がなければ生き残れない社会が好きだお( ^ω^ )」、「死ぬまで超競争だ( ´ ▽ ` )ノ」と主張するようなものだと思う。それに、支持している人の大半は搾取される側なのに,なぜ資本家の論理に共感するのか理解できない。

「本音を言う」だって普通の立場なら難しいものがあると思う。

「挑戦や起業」だって家族、家庭があれば難しいと思う。

そもそも、堀江さんは東京大学、厚切りジェイソンはイリノイ大学出身という超エリートだ。

この大学に入学している時点で物凄く能力のある人達だ。先ず、このレベルの学力と学歴がある人は超少数派だと思う。

 

僕の中国人の友達に青島農業大学(中国の大学)の人がいる。レベルは清華大学北京大学の方が遥かに高い。

しかし、彼女は「日本語」、「英語」、「中国語」の3カ国語を話す事が出来る。凄いのは彼女の専門は情報工学だということ。

でも、彼女は中国では就職せず、日本で就職するらしい。

理由は中国では就職が難しいから。

こんな能力のある人でも就職が大変な中国。つまり、中国にはバイリンガルで専門性もある人が多いということ。僕は、このような人達と競争して生き残れる自信がない。マレーシアの留学生も、親友のパレスチナ人も「バイリンガル+専門性」という凄い人達だった。

堀江貴文や厚切りジェイソンの考えを支持する人は、このような人達と同じ能力があるのだろうか?そして、彼らと競争して勝てるのだろうか?

僕には無理だ。

欅坂の知識なら負けないんだが…。

やっぱり、「欅って書けない」を観てゆっくりするのが至高。