やたらカッコつけたがる自分がいる
最近ハマってるスガシカオ
やたらとカッコつけたがる自分がいる。表情では示さないけど「褒められたい」とか「結果を出して認められたい」などの欲望が強い。
おまけにやたらとカッコつけたがるから、理想が高く、失敗して笑われるのも怖いし、無駄にプライドも高い。
多分、オタク系の人は理解できると思う。「自分は真面目にやってきたから」や「あいつとは違う」みたいな感情が先行した結果、プライドや自尊心だけは人一倍高くなるけど、失敗して非難されたり、笑われたりするのは人一倍怖いから臆病になる。
中身がしょぼい人程プライドだけは高いんだよね、自分みたいに・・。
心の中では嫌悪感を抱いてるんだけど、今のぬるま湯みたいな現状維持も居心地がいい。だから、より嘘で塗り固めた様になって引き返せなくなる。
SNS上でやたらと政治を語る人、学歴の話ばかりする人、他人を見下したり中傷する人にも当てはまるんじゃないかなと思う、心の奥では「こんなはずじゃなかったのに・・」という気持ち。
今更ながら、小さい時から数多く失敗して「羞恥心」を捨てるべきだったと感じる。
高校時代に同じクラスで成績がビリだった人が、今はプロの世界で活躍していることを知り驚いた。その人以外にも、別の同級生が新聞やTVに出演しているのを観ると「凄い!、頑張って!!」と思う前に「俺凄くちっぽけでダサいじゃん・・・」て感じてしまった。
スガシカオの「progress」を聴いた後だと「変なプライドなんていらないよな」という気持ちを感じさせるから、何か行動する前に聴くようにしている。
この曲の歌詞の1節である、
ぼくらは位置について 横一列でスタートをきった
つまずいている あいつのことを見て
本当はシメシメと思っていた
誰かを許せたり 大切な人を守れたり
いまだ何一つ サマになっていやしない
相変わらず あの日のダメな ぼく
ずっと探していた 理想の自分って
もうちょっとカッコよかったけれど
ぼくが歩いてきた 日々と道のりを
ほんとは"ジブン"っていうらしい
このフレーズはまさに自分に当てはまる(笑)。
他人よりも上に立ちたいと思うから、相手の成功を心の奥底では喜んでいない自分。
プライドだけは立派だから理想や願望が高い自分。
周りは自分より遥か先を先行しているけど、認めたくない自分。
でもこうなったのも自分の責任だと分かってるんだよね。でも、このぬるま湯が気持ちいいから現状維持を選ぶ浅はかさ。
「バカは一生バカ」ってまさに自分のことだ。
電通で過労自殺した高橋まつりさんもエリート意識的なプライドを捨てていたら生きていたんじゃないかなと思う。
一歩一歩進んでいくしかないという結論