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趣味で英語と投資をやっています。色々なことに挑戦できる人を目指す。

堕ちるのが怖いから努力する

 

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最近の傾向で、最低限の金で半ニート生活、ノマドライフ、「好きなことで生きる」などが流行りだしているけど、僕には到底真似できない。ニート界で有名なphaさん、同じく京大出身のゆとりさとるさんがその例。あと、アニメの専門学校みたいな「好きな事で生きていく」みたいなやつ。アニメータの離職率、賃金を考えたら普通の人には無理だとわかる。「お金なんていらない、描き続ける時間さえあればいい」みたいな人でないと務まらないと思う。

 

「自由に生きたい」

 

しがらみや価値観から解放されるのは凄く羨ましい。ストレスフリーでのんびり暮らせたら凄く幸せだと思う。僕は、ゆとりさとるさんやphaさんを凄く羨ましく感じる。

 

だけど、10年、20年先を考えると僕は死ぬほど恐ろしい・・。

彼らは一様に「国が何とかしてくれる」、「その時はその時」と言うがこの先、国は僕達を助けないと思う。むしろ、賃金が下がり、一度失敗すると這いあがれない現状で、ますます悪化すると思う。そう思う理由は、新自由主義の社会では労働力すら商品化しているから「単純労働」は安く買い叩かれてしまう。そしてグローバル化でインド、中国、東南アジアとの競争が激化しているから。

堀江貴文さんの主張する「正社員になるな」、「遠慮するな」は結局、能力がなければ無理だと思う。フリーランスなんて超競争社会で生きるのと同義だと思うし、能力がなければ生き残れない。

堀江貴文や厚切りジェイソンは「資本家」だ。労働者から搾取する側だ。「資本家」は総じて弱肉強食の新自由主義を好む。なぜなら儲かるから。

彼らをリスペクトする若者は搾取される側なのに、なぜ支持しているか理解出来ない。

 

 

最近話題の富士通を退職した新社会人も「能力」があったから再就職出来た。

 

佐藤優氏の「極端な形での頑張らない生き方をしていると、奈落の底に落ちる危険がある」という言葉を思い出した。結局、一度堕ちたら努力するしかない、しかも、報われるかもわからない・・。

正直、最悪な時代に生まれたと思う。バブル時に産まれたかった・・。

 

最近、人はいつどうなるかわからないと思った。ショーンkさん、田児賢一選手、倒産した三洋電機、経営危機のシャープ、不正発覚の三菱自動車

絶対に堕ちるとは思っていなかったけど、あっさり堕ちてしまった。有名人や一流企業すら這い上がるのは難しい現状で、個人が努力なしに這い上がるのは至難だと思う。

 

僕は堕ちて何年も這い上がれなかったら絶望して自殺しそうな気がする。恐らく、最初は頑張るけど、途中で鬱気味になり最終的に自殺を選択しそうな気がする。

 

僕が英語を勉強する理由は「好きだから」以外に、「堕ちたくない」もあると思う。

むしろ「堕ちたくない」の比重が凄く高い。

努力していたら、堕ちた時に手を差し伸べてくれる人がでるかもしれない、能力を買ってくれる人がいるかもしれない。ノマドライフ的な考えである「努力しない」、「気楽に生きる」というのは堕ちた時を考えると凄く怖く感じる。

 

僕は堕ちるのがもの凄く怖い。努力をしないと見向きすらされない社会だから、頑張りたい。