絶対にレールを外れるなという教訓
詳しくは言えませんが、私はレールから外れたことがあります。
その経験から、「絶対にレールを外れるな」と感じました。
最近では「あえてレールを外れる」みたいなのが流行りだしているが、これは間違いなく非常に危険で無責任な考え。相手が野垂れ死にしても構わないと主張するようなもの。
レールを外れてもいい人は「圧倒的な能力を有する人」、「死ぬ直前まで追い込まれている人」に限る。
SNSを見ていると、やたらと「レールを外れること」を推奨する人(海外で仕事系・起業・自己啓発系・)がいるけど、個人的には嘘つきだと感じる。特にネットブロガーの「レールを外れる論」は最悪。
確実に言えるのは、気持ちだけでは絶対無理、能力がなければ大抵無理(実体験済み)
レールを外れた者のワーホリなんて何の実績にもならない、ましてや中途半端な英語も役に立たない。
セーフティネットが充実している北欧とは違い、日本にはまともなセーフティネットが存在しない、従ってレールから外れるなんてのは馬鹿げている。
また、日本は「レールから外れたもの者」に対して非常に冷たい。
会社や学校などの中間組織に所属することで得られるメリットは計り知れない。
会社では福利厚生、学校では「学生」という身分、どれも最高のメリットだ。
安易な中退や退職というのは、中間組織に所属することで得られるメリットを捨てることになる。
そして、もう一度レールに戻るときに物凄いエネルギーと時間を費やす恐れがある。
ここで戻れないと基本は人生を詰む、つまり不可逆になる恐れがあるから、レールを外れることは物凄く危険(経験済み)。
一部では「海外で就職すればいいじゃん」と聞くが、これも大抵は無理だと思う(海外勤務のキャッシャーやコールセンターのような使い捨ては別として)
知り合いの3カ国語バイリンガルのプログラマー等を見ていると、勝てる気がしないし、こんな人がゴロゴロといる海外で勝負とか無理過ぎる。
言語の性質上、日本人にとって「英語」を習得するには時間がかかる。それなのに「英語」+「α」を要求されるから普通の人には厳しい。
つまり、会社や学校などの中間組織に所属しながらコツコツ頑張り、技能や能力を身に着け、予想外に耐えうる力を養う。これが間違いなく安定していて確実。
「レールを外れること」と「もう一度レールに戻ること」は不可逆なのだ。つまり、退職や中退、音楽やアニメの専門学校への進学は物凄いリスクを背負うことになる。
特に、高校や大学の中退は最悪、これは絶対に避けるべきで、下手をしたら30代で人生が確定される。
安易な「脱線」ほど愚かで浅はかな物はない。
もしレールを外れたら、物凄い努力を行い能力を身につける必要がある。
以前の記事は自分への教訓のつもりで書きました。
レールを外れた経験から、私は堕ちるのが物凄く怖い。それは圧倒的な能力がないと、とことん滑り堕ちるから。
「努力する」の一言に尽きるが、努力信者が良く口にする「必ず報われる」なんてのは間違いなく嘘。けど、努力しないと詰むから「努力」は必要条件。
つまり、レールを外れず家でまったりと欅坂や乃木坂46の山下美月ちゃんを応援するのが最高。
[乃木坂46の山下美月]
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