絵は上達する?検証したよ〜(^o^)/2年の上達過程
去年までピクシブに投稿をしていました。絵描き歴は約2年弱ぐらい。暇つぶしにシコシコとお絵かきをしていました。
これから、高校、大学に入学する一部はこう思う人もいるかと思います・・・
かわいい女の子が描きたい!!
私はそう思い、お絵かきを始めました^^;。
それでも、「絵を描いたことがない・・・」、「上達しなければ時間が無駄に・・・」と思う人もいるかもしれません・・。
そこで、約2年弱の期間で実験した記録があるので参考に出来れば幸いです。ちなみに私自身は、
- 今まで絵を描いたことはない(授業以外で)
- 絵心は一般人レベル(美術の成績は3[普通]だった)
つまり、全くのド素人が約2年間弱でどのくらい上達したのかという記録です。
実験環境は下記の通り
- 平日は講義なのであまり描かない(1日あたり1時間~3時間ぐらい)
- 休日、長期休暇をメインとしてお絵かき(1日中描いてる時も結構ありました。)
[主な使用教材]
アタリ革命―アタリ線をなぞってポーズの感覚をつかめ!
アタリ革命―アタリ線をなぞってポーズの感覚をつかめ! (漫画バイブル・ゼロシリーズ)
- 作者: 両角潤香,みずなともみ
- 出版社/メーカー: マール社
- 発売日: 2009/07
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 31回
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初めて絵を描く人にはいい教材です。「アタリ」の勉強になります。ますば絵を描きたい人向けです。私が初めて購入した技法書です。骨格、筋肉から始めると挫折します。ですので、気楽に続けられる貴重な本です。本書のアタリを参考に自分絵を描いていきます。とにかく、何か始めるきっかけになる本です。
なぞって上達! かわいい女の子キャラの描き方-女の子らしさを表現する顔・体ポーズ・服装の描き方
なぞって上達! かわいい女の子キャラの描き方-女の子らしさを表現する顔・体ポーズ・服装の描き方 (池田書店のマンガ上達シリーズ)
- 作者: 雄
- 出版社/メーカー: 池田書店
- 発売日: 2009/05/22
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 23回
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凄くタメになりました。アタリ革命の次に購入しました。この書籍では、基礎的な筋肉、骨格の知識、顔の角度などの知識を学びました。マンガチックなので取り組みやすい技法書です。広く浅くといったところだと思います。比較的に取り組みやすく、理解しやすい内容ですのでオススメです。
マンガの基礎デッサン 女のコキャラ編
- 作者: 林晃(Go office),角丸つぶら
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2009/08/10
- メディア: 大型本
- 購入: 11人 クリック: 188回
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かなり本格的で便利な技法書。動き、アタリ、頭身、ひねりなどかなり詳しく説明されています。一段レベルの高い技法書でした。各パーツについて細かく説明されています。
森田氏の解説があるなど、プロの考え方を学べる貴重な一冊です。
この技法書には大変お世話になりました。
人体のデッサン技法
とても参考になります。かなり詳しく細かく記載されています。アニメーター、画家の多くも使用している技法書。アタリから頭身、各部位、筋肉、骨格、服とかなり詳しく説明されており、情報量がとても多いです。
多少絵がリアルチックですが、デフォルメにも十分活用出来ます。
この一冊で全てカバーできると思いますが、情報量が多いので疲れるのが難点でした^^;。この技法書以外に漫画チックな技法書が欲しいと感じる場合があると思います。
私が1番お世話になった技法書で、全ての人にオススメしたい一冊です。
萌えキャラクターの描き方 顔・からだ編
とても参考になりました可愛い女の子の描き方では1番良い技法書だと思います。基本的な知識はこの一冊で十分カバーしています。等身、体、服、など全てをカバーしています。人体のデッサン技法とこの技法書で殆どカバーできるかと思います。
絵も大変上手で観ていても楽しい一冊です。
SAIドロー&ペイント マジカルテクニック
SAIを使うなら必需品。SAI本の中で至高の存在。SAIの基本知識から、アニメ塗り、ギャルゲ塗り、水彩塗り、厚塗りとサンプルデータを用いて学びます。
私は水彩塗りがメインですが、その塗り方もこの技法書のマネしています。
水彩塗りを含む全ての塗り方について、どの様なツールをどれくらい調整(水分量や筆圧、硬さ、etc)、なども記載されているので、本書のマネをするだけで綺麗に塗る事が出来ます。
本書の素晴らしい点は、付属CDにおいて、絵のサンプルデータのレイヤーが全て残してある点です。これは非常に勉強になりました。
他にも数冊ほど購入しましたが割愛します(こちらの記事で紹介してます)
使用したお絵かきソフト
- SAI
- GIMP(加工用)
「ほぼ初めて描いた絵」
はふぇぇ:;(∩´﹏`∩);:下手すぎるよぉ・・・・。
まぁ、こんな状態から始めました^^;
とてもひどいですね^^;
よく見ると「中心線」や「アタリ」を真似しています。ですが、全く技術がないので意味がないです。
「ここから初めて約1年4〜5ヶ月」
初心者ながらテクスチャを活用したり、気合を入れて描いたのを覚えています。
塗りは「SAIドロー&ペイント マジカルテクニック」に記載されている水彩塗りを真似したり、ピクシブのメイキングを参考にしました。
このあたりから、GIMPを活用した「グロー効果」の素晴らしさに気づく。
「約1年6ヶ月」
こちらも、目やスカートにテクスチャを活用したりしています。
*pixivで2014に描いたのは加工前の絵でした、上のは加工後の絵です(^_^;)
「約1年7ヶ後」
線画を頑張ろうとした作品です。筆圧調整を細かく調整した覚えがあります。
「こちらも約1年7ヶ月後」
アニメ塗り、血の滲みも描けば良かったと反省…。
「約2年後」
正直、この絵は髪や肌の色塗り を大失敗してしまいました^^;
これが、全くの未経験から約2年弱の上達記録です。基本は「SAIドロー&ペイント マジカルテクニック」を参考にしながら色を塗っています。さすがに背景やパースをガッツリやる事は出来なく、主に人物メインです。
絵描き歴一年未満の作品はハードディスクで眠ってます^^;。正直、出来の良いものをピックアップしてますし、実際はもっと多くの絵を描いてますし、知り合いにはボロクソ言われました^^;。
多少は上達してるけど、ネット上の上達過程と比べると何とも言えない・・。休みの日は7~12時間ぐらいお絵かきする時もありました。
可愛いには程遠いですが、人間だと認識出来るレベルにはあると思います。
約2年間描いて気づいたことは、
- 練習法はプロの論理(アニメ私塾)等に従うのが良い
- 上手くならないなら、早めに諦めた方が良いのかもしれない
- 絵は公開・投稿した方がいい
練習法はプロの論理に従う
論理的で体系的な練習法は「アニメ私塾」に全て記載されています。Youtube上でも無料で全ての動画を視聴出来ます。私は動画を視聴し、参考にして練習しました。闇雲に練習するよりも、参考書を購入し、動画等で論理的で体系的に練習した方が圧倒的に効率が良いと思いました。
[上手くならないなら、早めに諦めた方が良いのかもしれない]
上記の記事に従うと、1年で70%のセンスが発揮され、その時点でその後の上達が予測できるというものです。
一部では「下手でも楽しければいい」とありますが、それは綺麗ごとだと感じました。
「投稿しても見向きもされない」や「絵描き歴が同じ人より遥かに下手、全く上達しない」ですと本当に凹みます^^;。
[絵は完成させ公開・投稿した方がいい]
ピクシブに投稿したり、絵を描いたことのない知人に見せていました。知人からは手厳しく言われましたが、いい意味で緊張感が保てたのは良かったです。
見知らぬネット民ですと「下手」など、絵の描けない人の「妬み」や「嫉妬」で溢れかえっており、参考にならないです。コミュニティを作るのが一番いいかもしれません。
今はあまり描いていませんが、目安として捉えていただければ幸いです^^。
続きです^^