勝ち組の失敗と堕落は恰好のエサ
不倫疑惑の田中萌アナウンサー
週刊文春による報道により、テレビ朝日のアナウンサーである田中萌さんの不倫問題が話題になっているが、これは、勝ち組といわれるポジションからの失態だから盛り上がったと感じる。
25歳でテレ朝の顔、将来有望の美人アナウンサーによる不倫なんて不満のはけ口としては最高の材料だ。
一方、同情された例として、
これが苦労人や貧しい人、有名ではない人なら恐らくあまり叩かれることはなかった。実際に、芸能界を引退した成宮寛貴さんには同情の声が多い。それは彼が母子家庭で金銭的にも苦労した苦労人で、弟の大学学費の面倒もみていたことが要因だと感じる。
個人的にも「かわいそうだぁ、そこまで追い詰めなくても・・」と感じてしまった。
自分は 「苦労して成功した人=いい人」みたいな短絡的思考で考えてしまうので、成宮寛貴さんには同情してしまった。
似たような出来事として、
ドワンゴ会長の川上量生氏が宮崎駿氏に人口知能を利用した奇妙な動きをする生物をプレゼンした際に「生命に対する侮辱」と一喝され、おまけにネットで炎上したが別に何ら問題はない。川上量生氏が主張する通り、相手の触れてはいけない領域に踏みんだことが問題なだけ。愛犬家に中国の犬肉文化の話をしても相手が不快になるのと同じこと。
ドワンゴ会長である彼が、宮崎駿氏に怒られ困惑する姿に「面白い」と感じた人もいたはず・・・。
結局、人間は嫉妬しやすく、他人の成功は煩わしく感じ、勝ち組の失敗や堕落を喜ぶ生き物なんだと感じる。
勿論、自分も凄く嫉妬するし、知り合いの大成功は嬉しい反面、くやしさも感じる。
でも、炎上させようとする者、勝ち組の失敗や堕落を大喜びする者、批判ばかりの者みたいにはなりたくない。なぜなら、そういう人は自分が負け組だと自覚してるから。
少なくとも、嫉妬だけにしたい(笑)